ばけみのワルあがき

最後まで明るく生き抜くためのブログ

いい人仮面

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あつちにもこつちにもいい顔をして

嫌われないでいる。

 

いいよね。

問題ないよね。

 

争いごとは嫌いです。

 

自分が折れて済むことならば

全然折れます。

 

わたしはそういう人間です。

 

これからもずっと

このスタンスで

生きていくつもりです。

 

とはいえ、

最初から

そんな人間だったわけではないです。

 

育った環境や

出会ったひとたちとの関係など

さまざまな要因と経験が重なって

少しずつ

 

いい人仮面

 

になっていったのです。

 

 

幼少期 

 

南の島から駆け落ち同然で

上京してきた父と母。

 

額に大きな傷をもち

ダンプの運転をしていた父。

 

髪を緑色に染め

昼間は美容院を経営

夜はスナックのママの母。

 

見た目

ヤクザの親分と姐さん。

 

親が水商売をしていれば

大人のトラブルを見る機会も多く

そんな夜は怖くて

布団の中で泣いたり

怒ったりすることもありました。

 

友だちには一緒に外を歩く姿を

絶対見られたくない、

と思っていましたが

南の国の熱い2人に

そんなことは

絶対知られてはなりません。

 

家族で出歩くときは

いつも下を向いていて

自然と猫背になっていきました。

 

それでも決して

父と母が嫌いだったわけではありません。

 

いささか暴力的ではありましたが

愛情はたっぷり感じていました。

 

わたしはただ

極々普通でいたかったのです。

 

友だちの親と比べて

だいぶ派手で目立つ両親。

わたしはそんなふうに目立ちたくない。

 

少しずつ人の顔色をうかがって

なるべく目立たなくするように

なっていきました。

 

そして

将来自分は

普通の「お母さん」になろうと決め、

髪をひとつにまとめて

きちんとエプロンをして

夕飯の支度をする。

そんな姿をした自分の絵を

何枚も描いていました。

 

思春期

 

そんなわたしでも

恐る恐る親に反抗したり

恋をしたり

トラブルも起こしたりして

尖ってた時期もありました。

 

それでも

どこかで

普通に普通に‥‥という思いがあり

なるべくはみ出さないように

目立たないように

嫌われないように。

 

何かの選択を迫られたときの

決断の基準は

「はみ出さないこと」

 

人に合わせることに

神経を尖らせるようになり、

 

それもいつしか

神経を尖らせることもなくなり

合わせることが当たり前に

そしてそれが苦にもならなく

なっていったのです。

 

 

大人になったいま

 

若いころは未熟なので

人に合わせるのも必死でしたが、

 

今は余裕です。

 

自分を曲げずに貫いて生きている人を見ると

あっちにもこっちにも

いい顔をしている自分が

情けなくなる時期もありました。

 

どんだけ嫌われたくないんかい!

と。

自分を責めて許せないことも

多かったです。

 

 

ですがね、

50歳を過ぎ、近頃では

いい人でいようとする自分は

正しいんだと思えるようになってきたのです。

 

嫌われる覚悟をしろとか

嫌われる勇気とか

 

そんな書物も多いです。

 

もちろん

万人に好かれる人間なんていないし、

好いてくれるひともいれば

嫌うひともいることくらい

わかっている。

 

そして何か行動すれば

良くも悪くも世間のリアクションはあります。

 

大人になったいま

 

嫌われることを恐れるというよりも、

相手に嫌な思いをさせて

自分の周囲の空気が悪くなることが

凄く嫌です。

 

穏やかでいたいです。

笑顔でいたいし、

そばにいる人が

笑っていてくれるとホッとしませんか。

 

そんな平和な時間が過ごせるなら

全然自分を曲げて

いい人仮面を演じますよ。

 

ただ、笑うだけ。

自分で自分の機嫌をとるだけ。 

 

人類最強のボランティアは

自分で自分の機嫌をとることです。

 

そんなわたしを軽蔑する人もいるでしょう。

 

そんな人はそちらから

近づいてきてくださらなければよいだけです。

わたしも遠慮なく逃げますよ。

 

まずは自分の半径5メートルの平和から。

それだって簡単なことではありません。

 

それも平和にできなくて

世界平和はあり得ません。

 

 

まとめ

 

いい人仮面の自分を

自分が一番軽蔑してましたが、

いい人仮面の自分の肩を

ぽんぽんしてあげられる大人になりました。

 

父と母よ。

 

育ててくれてありがとう。